こんにちは。アムス照子です。
今回は赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由と対策についてです。
全然食べなかった長女、マイペースな長男、眠たがり次男と、3人の離乳食で学んだノウハウを記載したいと思います!
離乳食NGの理由診断フローチャートも作ってみたので、やってみてください!
離乳食を全然食べてくれない長女…あの頃の私に伝えたい3人育児で培った離乳食のノウハウ
長女の離乳食は本当に苦労しました!結構気難しい子で、まーったく食べてくれませんでした。完全拒否。
当時もいろいろと試行錯誤しましたが、結局お口は頑なに閉じたまま、体重は全然増えない・・・小食だというお友達も、長女と比較すると、めちゃくちゃ食べてるやんって感じで💦
食べてくれないと栄養不足にならないか心配になり、なんで食べてくれないのかとイライラし、思い悩む日々。
「その子の体質とかあるし・・・小食なのかな。仕方ない。」と当時は自分を慰めるように思っていました。
でも長女・長男の離乳食、次男の離乳食初期を終えた今、だんだん赤ちゃんがなぜ食べないかを分かるようになりました。
今の私ならば、長女の離乳食ももう少し食べてもらえたんじゃないかなと思うのです。
(というのも、今から思うと、これが原因だったのかな?っていうのがいくつもある・・・)
今、末っ子(第三子)は7か月!離乳食初期を終え、中期を迎えています。彼は離乳食をめっちゃ食べます!
本記事では悩んでいたころの私に言いたい、離乳食初期に赤ちゃんが離乳食を嫌がる理由と対策を記載したいと思います。
この記事はこんな人におススメです
- 赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて困っている人
- これから離乳食を始める赤ちゃんのママ、パパ
離乳食初期・中期くらいの赤ちゃんをイメージして記事を書いています。それ以降の赤ちゃんでも、一部は参考になるかと思います。
では、いってみましょう!
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どうして離乳食を食べてくれないの??赤ちゃんにも嫌がる理由がある
大人だって、ご飯を食べたくないときありますよね。それには大抵理由があります。美味しくないとか、疲れているとか。
赤ちゃんだって、離乳食を食べないのには嫌だと思う理由があります。もちろん気まぐれの場合もあるかもしれませんが・・・(^^;)
ただ、大人と違ってお話しすることができないから、周りが理解できないだけ。
その理由は本当に様々。
ここでは、我が家3人の赤ちゃんから学んだ、赤ちゃんが嫌がる理由とその見極め方や対策について、一つ一つ説明したいと思います。
「個性だから」と諦める前に確認してほしい!離乳食NGの理由を診断!
我が家の子ども達が離乳食NGだった理由をあげていったら、13個ありました(^^;)
そこで数が多いので、離乳食NGの理由はどれか判断するためのフローチャート?(なんていうんだろうか、こういう図のこと・・・)を作成しました。該当した理由と対策については次章以降に記載しています。目次から飛んでもらってもOKです。
なお、フローチャートは目安(我が家の子どもはこうだったというだけ)なので、違った場合は該当以外の理由も確認してみてくださいね。
なんだか離乳食のなぜなぜ分析みたいになってきた・・・(;'∀')
1.常に離乳食を嫌がる場合の3つの理由と対策
まずは常に離乳食を嫌がる場合です。
毎日一口目から嫌がります。というタイプの赤ちゃん。なんなら、椅子に乗る前から嫌がる感じ。
はい、我が家の長女は最初このタイプでした。ストレスやばかったです💦パパさん、ママさんお疲れ様です。
長女の場合、理由は以下がありました。
理由1-1:椅子が嫌
椅子になかなか座ってくれなかったり、座ってものけぞっている場合は椅子が嫌なのかもしれません。
ベルトの締め付けが窮屈だったり、赤ちゃんの体勢が不安定ではありませんか?椅子って結構重要です。
長女は初めハイローチェアを使っていましたが、ベルトや備え付けのテーブルが窮屈だったのか、NGでした・・・
→対策:椅子を変えてみる(おススメはリッチェルとBonbebe!)
いろいろ試した結果、長女はダイニングチェアに取り付けるタイプの椅子で落ち着きました。
これです↓↓↓。
こちらは太ももが拘束されず、ゆとりがあるタイプなので、自由を求める長女にはぴったりでした。
今はこういうのもあるみたいですね。可愛いです。
このタイプの椅子は大人が使っている食卓用の椅子を活用できるため、
- 家族の一員としての意識が芽生える →家族と同じようにご飯を食べようとしてくれる
- 場所を取らない
- 床用の椅子にもなるので、離乳食以外でも大活躍
というメリットがあって、おススメです。
理由1-2:エプロンが嫌
エプロン着けたときに嫌がっていませんか?
エプロンを引っ張るそぶりを見せていたら、おそらく首元に違和感があって気になっているのだと思います。
一つでも気に食わないことがあると、我が家の子どもはイヤイヤモードになり、食べてくれません。頑固!!
→対策:エプロンなしにする、もしくは長袖タイプのエプロンにする
ぶっちゃけます。
最終的に我が家はエプロンなしにしました。
ベビー服が汚れてしまいますが、もうそんなこと言ってらんない!どうせ1シーズンで着れなくなるし!
と開き直りました!(汚れていい服でご飯食べましょう!)
いやいや、服汚れるの嫌だし・・・(そりゃそーだ)
・・・という方は長袖タイプのエプロンをお勧めします。
首だけにかけるスタイと比較して、長袖の方が長女のストレスは圧倒的に少なかったです。が、結局それでも嫌がるときがあったので、なしにしましたけどね(^^;)
こちらの製品は長袖、かつ、テーブルクロス一体型スタイなので、掴み食べが始まる頃にも大活躍しそうです。
理由1-3:食に興味がない
なんで食べないといけないの?と思っている。おっぱいやミルクで良いよと思っている。(おそらく)
これが一番、困りました。動物の本能どこいった!?って長女の時、思いました。
→対策:親が美味しそうに食べている姿を見せたり、離乳食の時間帯を変えて、食の楽しさを伝える
やってみて効果があったのは、以下の二点です。
「あぁ、なんて美味しいの!」と言いながら、まずは自分が赤ちゃんの目の前でおいしそうにご飯を食べてみる
すると、全く興味がなく、見向きもしなかった長女ですが、ご飯をじーっとみて、よだれを垂らすように!
これから離乳食の赤ちゃんの場合は、離乳食始まる前の月齢(4か月くらい)から、アピールすると効果的です。長男、次男はこれを心がけてました。
離乳食の時間を変える
赤ちゃん1人だけがご飯を食べていませんか?育児書には離乳食初期は10時、15時に食べましょうと書かれていましたが、思い切って家族と同じ12時、18時に変えました。食事は誰かと一緒に食べる方が美味しく感じると思ったからです。これも結構効果がありました。
アレルギーが気にならない食べ物以外は、時間帯を他の家族に合わせて一緒に食べてみてはいかがでしょうか?
2.一口目は口に入れるけど、その後すぐに離乳食を嫌がる場合の4つの理由と対策
理由2-1:ご飯が熱い!
ビクッと驚いていたら、それは熱い可能性が高いです。驚いていなくても、すぐにベーっと出すようであれば熱くて嫌なのかもしれません。
赤ちゃんって思っている以上に猫舌です。十分に冷めていると思っていても、赤ちゃんにとっては熱くて、食べてくれないときが何度もありました。
→対策:十分に冷ます。むしろ冷たいくらいで良い。
二男はよく食べてくれますが、少しでも熱いと食べません。むしろ冷たいくらいの方がよく食べてくれます。(美味しいのかなぁ?と思いますが💦)
前もって離乳食を作り、十分に冷ますのが理想的ですが、時間がない場合は以下の方法をよく使います。
- 平らなお皿に入れて、冷蔵庫で冷ます(2,3分程度)
- 保冷剤をお皿の下に置く
- 小皿にとりわけて、よくかき混ぜながらあげる
フーフーするのは虫歯菌がうつっちゃいそうなので、個人的には、しないようにしています。
理由2-2:離乳食が固い、固形物が大きい
嫌な顔をしながら、ずっともぐもぐして、なかなかごっくんしてくれない場合は、離乳食が赤ちゃんのペースにあった固さや大きさでない可能性があります。
→対策:離乳食の固さを滑らかにする、固形物の大きさを細かくする
ベビーフードには月齢書いてあるけど、あれは目安です。赤ちゃんのペースがあるので、もぐもぐして、ごっくんに時間がかかる場合は離乳食の固さを滑らかに、大きさは細かくして、様子を見てあげるとよいと思います。
長女は4歳ごろまでカミカミが苦手でした。5歳の今でも大きい固形物は苦手です。でも少しずつカミカミできるようになり、食欲も増えました。離乳食の進み具合が遅いって心配になるかもしれませんが、いつかはちゃんと食べられるようになります。焦らず、ゆっくりと、進めてあげるのが良いと思います。
離乳食の固さや大きさの調整には、ブレンダーが楽ちんでおススメです。
長女出産時にお友達におススメしてもらった、Brunoのブレンダーを愛用しています。大きいサイズのブレンダーが多い中、こちらは比較的コンパクト。収納もしやすく、必要な機能もそろっていて助かっています!
理由2-3:離乳食が美味しくない、好きな味じゃない
口を開けてくれない。口に入れてもぶーっと出してしまう。でも離乳食の温度や固さは大丈夫そう・・・という場合は、離乳食の味が赤ちゃんにとって好きではないのかもしれません。
→対策:作り方や保存の仕方を変えてみる。手作りの場合は市販のベビーフードを試してみるのも手!
長女、長男は頑張って手作りしてました。一度に大量に作って、小分けにして冷凍保存してました。二男も最初はそのようにしていましたが、ある日、ベビーフードをあげてみると、普段よりもめちゃくちゃ美味しそうに食べているじゃないですか!!
試しに自分で冷凍保存したものとベビーフードを食べ比べてみると、圧倒的にベビーフードの方が美味しかった!
やっぱり、個人の努力より企業努力の方が勝ってるのかな・・・と切なくなりましたが、それ以来、冷凍保存はやめて、ベビーフードを使うようになりました。そして息子はそれまでの二倍くらい食べるようになりました。orz
ちなみに、ベビーフードはフレーク状でお湯に溶かすタイプのものが美味しいです!二男の離乳食で初めて知りました。冷凍のように水っぽくなくて、しかも、加工された味じゃない。(最高!)
特にこの米がゆがめっちゃ手軽で、固さの調整もできるし、使ったことない人はぜひ試してみてほしいです。少なくとも私の手作り冷凍がゆよりはめっちゃ美味しそうに息子は食べてます( ;∀;)えーん。
お野菜もフレークが使いやすいし、美味しいです。二男の離乳食に大活躍中です。
上記は我が家の場合ですが、赤ちゃんによっては好みも違うと思うので、作り方や保存の仕方、ベビーフードの種類を変えてみて、一番気に入ったものを見つけるのが良いと思います。
理由2-4:スプーンが嫌!
これ信じられないけど、あるんですよね。スプーンが気に入らなくて、離乳食を頑なに食べない!
一口食べた後、頑なに口を閉ざす娘・・・
舌触りとかが気に入らないのかしら??
よく分からないけど、本当にスプーンを変えただけで食べることよくあるので、試してみてください。
→対策:スプーンを変える。スプーンの素材(プラスチック、シリコン、木、ステンレスなど)が重要。
形状もですが、個人的には素材が大事なのかな、と。
例えば、うちの子たちは、木やステンレスだと安定して食べてくれますが、シリコンのスプーンを使うと全然食べてくれませんでした。
今はIKEAの子ども用ステンレススプーン使ってます。なんかよく分からないけど、一口食べた後、口を開けてくれない赤ちゃんがいたら、試してみてください。
ほんと、赤ちゃんって気難しいです・・・。
3.途中から食べなくなる場合の6つの理由と対策
ここまでくると、あとはもう少しですね。
理由3-1:眠い!
食べるスピードが落ちてきて、同じところを見つめていたり、顔をこすったり、急に泣き出す場合は、手を握ってみてください。
暖かかったら、眠たくなってきている証拠です。
→対策:一度寝てから、再度与えてみる
二男は食に興味があり、よく食べてくれますが、同時によく眠たくなる子です。
食べることって、体力が必要なんでしょうね(^^;)
ある程度食べていたら、そのままおしまいでも良いかもしれませんが、半分以上残っている場合などは、一度寝かした後、再度与えています。
寝て起きるとスッキリするのか、寝る前よりもパクパク食べてくれて、本人も機嫌が良いです。
理由3-2:ウンチやゲップがしたい!
急に力みだしたり、少し苦しそうな顔をしていませんか?
ウンチやゲップをしたそうではありませんか?
こちらも生理現象です。インプットしたら、アウトプットしたくなっちゃいますよね・・・。長男がこのタイプです。今も(^^;)。
→対策:一度時間をおいて、スッキリしてから、再度与えてみる
生理現象は仕方ないです。無理強いは良くないです。
我が家の場合は一度時間をおいて、スッキリしてから再度与えています。気長に待つしかないです。(^^;)
理由3-3:喉が渇いた
最初は調子よく食べていたけれども、途中からごっくんが辛そうな場合は、のどが渇いているかもしれません。
→対策:お水やお茶をあげる、ストローに早く慣れさせる
離乳食をあげるときに、お水やお茶をちゃんと用意していますか?
(昔の私は離乳食に水分が多く含まれていることもあり、あまり気にしておらず、盲点でした・・・)
大人もご飯を食べていると水分が欲しくなりますよね。赤ちゃんも同じです。
まだうまくコップで飲めない赤ちゃんであっても、スプーンで口の中を水で潤してあげるだけでも、食べやすくなります。
またストローを早くから慣れさせておくと、お出かけの時などを含め、便利です。
ストロー飲みはコップ飲みよりもこぼさず、赤ちゃん自身も飲む量の制御がしやすいからです。
二男が使っているのはこれ↓↓↓。ポケモンがめちゃ可愛い!
理由3-4:口の周りを拭かれるのが嫌
これはうちの長女と二男だけかもしれませんが・・・
口の周りが汚れて、ウェットティッシュやエプロンで口を拭くと、ギャン泣きし、離乳食を食べなくなります。
でも拭かないと汚れて、それはそれで気持ち悪くなって、ギャン泣き。
どうしたらいいんや!って初めはなりました(^^;)
→対策:スプーンで口の周りの汚れを拭う
離乳食を食べている最中、私はスプーンで口の周りを拭いています。
あれだけ口の周りを拭かれるのが嫌な長女と二男も、スプーンで拭うのは全く嫌がらないからです。
今ではスプーンで拭く方が、ウェットティッシュよりもきれいに拭けるようになりました。
そして、この技を習得すると、エコで最強です。
ウェットティッシュと違い、使い過ぎとかがないので、一口ごとにスプーンでお口の周りをきれいにできます。そのためかエプロンがなくても服がほとんど汚れなくなりました。(^^;)→そして、理由1-2のエプロンなしに至る・・・
もちろん、離乳食を食べ終わった後は、ギャン泣きしようがウェットティッシュ等できれいに口の周りを拭いています。
口拭くと怒るタイプの赤ちゃんのママさん、パパさん、ぜひ試してみてください。
理由3-5:抱っこしてほしくなった
急に両手をママの方に向けて、泣きだしたら、抱っこしてほしいのかもしれません。
理由は分かりませんが、離乳食中に急に甘えたくなることもよくあります。
→対策:ママのお膝で食べさせる(ママの腰に付けられるチェアベルトがおススメ)
赤ちゃんは一度要求すると、その欲望を抑えることができません。
抱っこしながら離乳食を食べさせてあげてみてください。
それで食べるようであれば、ただ抱っこしてほしかったということになります。食べないようであれば、他に理由がありそうです。(眠いとか、おっぱいほしいとか、お腹いっぱいとか)
ちなみに抱っこだった場合は、ママのお膝で食べさせてあげればよいと思います。
以下のようなママの腰に付けられるチェアベルトを使うと、ママの両手があくので便利です。
外食するときなど、これがあるととっても安心!長女の時からずっと使っている超便利アイテムです!
理由3-6:おっぱいやミルクが飲みたい!
理由3-5の抱っことの区別がつきづらいのですが、
急に両手をママの方に向けて、泣きだして、抱っこした後(ここまで理由3-5と同じ)、
抱っこしながら離乳食NGの場合は、おっぱいやミルクがほしいのかもしれません。
口をパクパクさせたり、おっぱい探していたら、頭の中はおっぱいでいっぱいです。
→対策:おっぱいやミルクを少しあげて、まずは欲望を満たす。その後、再度与えてみる。
繰り返します。赤ちゃんは欲望を抑えることができません。
まずはおっぱいやミルクを少しあげてみてください。そして欲望を満たしてあげてください。
そして、赤ちゃんが少し落ち着いたら、再度、離乳食を与えてみてください。
おっぱいやミルクでお腹いっぱいになっちゃうことがあるので、切り上げるタイミングはなかなか難しいですが💦
まだお腹がすいていたら、長女、長男、次男は離乳食を再開してくれました!
最後に・・・
離乳食を拒否する理由と対策について記載しました。
あくまで私が3人の子育てで経験した内容をベースに作成しているので、該当しない赤ちゃんも、もちろんいらっしゃると思います。
そもそも体調不良で食べれなかったりすることもありますしね・・・
いろいろ試してみたけど、やっぱりダメだった・・・というママさん、パパさん。
この記事がお役に立てず、申し訳ありません。
でも、あまり自分を追い詰めないでくださいね。
長女は本当に小食でした。そのせいか、離乳食が始まってからは体重の増加が止まってしまいました。
平均成長曲線も95パーセンタイルを下回ってしまいました。
つらいですよね。
でもね、5歳の今は本当によく食べるんです!
ご飯美味しい!って、早く大きくなりたい!って幼稚園の給食もいっぱいお代わりしているみたいです。
食べなかった分を取り返そうと、自分の意志で頑張っています。
その子、その子のペースがあるから、今食べなくても、いつか自分の意志で勝手に食べるようになる。
人生という長い期間で見たときに、食べるようになるタイミングが早かったか遅かったかなんて、誤差みたいなものかもしれないな、と今なら思えます。
と、上から目線で偉そうにすみません。まだまだ私も未熟な母親です。
目指せ!完全攻略!!と心意気をタイトルに書いたけど、育児で完全攻略とかほぼ無理です。ごめんなさい。
でも、少しでもこの記事が、離乳食で困っている方の参考になったならば、これ以上の喜びはありません。
最後までお読みいただきまして、どうも有難うございました!